厚さ3㎜ほどもある植物タンニン鞣しを施したヌメ革にしっとりとしたワックスを効かせた牛革を使用しております。
熟練の職人が旧式のハンドアイロンを使用しワックスを何度も何度も革の中まで刷り込むため、吟面を固めずにしなやかさが保たれ、プルアップする風合いやワイルドな雰囲気を際立てます。芯地まで染色せずに、丘染め（革の表面だけを染色する方法）で表現することで、使い込むと革色の下から茶芯の芯地がうっすら見えてきて、革の表情が豊かになり、経年変化の楽しさをより一層お楽しみいただけるシリーズです。

表側にオイルコードバンを使用したシリーズ。オイルコードバンの持つ独特の透明感、艶、色の深みはグレージングと言われる作業工程で生まれます。熟練の職人により時間をかけて一枚一枚丁寧に仕上げられているため、国内でも限られた数しか流通しないとても希少性の高いコードバンです。コンビネーションには、革の芯までワックスを染み込ませ、使い込んだような風合いと独特なシボが特徴的なヴィンテージワックドスレザーを使用しております。
雰囲気の全く違う２つの素材が同時に経年変化することで、それぞれ違った趣深い味わいをお楽しみいただけるシリーズです。